日本ホメオパシー振興会・ハーネマンアカデミー

代表:永松昌泰

日本ホメオパシー医学会と関係がある。
ただしレイホメオパス(医師免許を持たないホメオパシー専門家)の存在を認めているところが最大の違い。
永松昌泰自身、医師免許は持っていない。

エインズワース社のレメディを扱っている(英国王室御用達だそうで)。
ホメジャに対し強い対抗意識がある。
予防接種に対しては懐疑的。これはエインズワース社の流れを受け継いでいるものと思われるが、ホメジャほどメチャメチャではない。

上記系列のホメオパス養成学校。
RAHに対して強い対抗意識がある。

ここを出たホメオパスの現在の活動を見ると、トラコパシーや野口整体など他の代替医療の影響を受けているものあり、その一方で今までの勉強に飽き足らずに他団体の講習会に熱心に参加する人あり、正直、この団体の特色がさっぱりわからない。
卒業後のアフターフォローが手薄なんだろうか?、もっともその対極として、カルト教団の集金組織の歯車として働かされるのもアイタタな感じだが、、、

ISHJ (The International School of Homeopathy, Japan)

http://www.ishj.com/

ISHL (The International School of Homeopathy, London)の日本校。
カリキュラムとして、宗派の垣根を越え、世界で行われている様々な ホメオパシーの手法を網羅的に学ぶことを特色としている。

特にpostgraduateコースの充実に力を入れているようで、既に開業しているホメオパスのステップアップなど、他の学校でホメオパスの資格を取得した人の受講を歓迎している。
実際、運営を手伝っているホメオパスは、他の学校を出ている人も多いようだ。

公式ホームページよりも、運営を手伝っているホメオパスのblogなどのほうが内容の紹介が充実しているというあたりが、なんともまだ始まったばかりという雰囲気が感じられてほほえましい。

IACH日本校(International Academy of Classical Homeopathy)

http://www.iach.jp/
世界的に有名なギリシャホメオパス、ヴィゾルカスが設立したホメオパス養成学校の日本校。
日本にあるホメオパス養成学校の中では比較的新しい。
いくつかの大学で医学部の教授職についているだけあり、理論的にはピカイチとの評判。
その方法論が正しいかどうかはともかく、ホメオパシーの流派の一つとして「ヴィソルキアン」という名前があるほど、ヴィゾルカスの教えを支持している人が多い。
ただし設立者ヴィゾルカスの受賞したRight livelihood賞、第二のノーベル賞と宣伝しているが、実はそれほどたいした賞ではない。

通常医療との調和を強く意識している。
例えば、慢性、急性、重篤な病気は、ホメオパシーでは治療できないと断言している。
日本の現行法上はレイホメオパス(医師免許を持たないホメオパス)という職業は違法であると教えられており、ここを出てホメオパスとして開業している人はいないようだ。
ではなぜこの学校の商売が成り立つかと言えば、かつて他の学校でホメオパスの資格を取った、あるいは勉強していたが、満足できずにIACHで勉強しなおす、という人が多いためのようだ。

サンプラザ中野ホメオパスの資格を取ったのはここ。しかし、その前にみてもらっていたかかりつけのホメオパスはRAH副学長の片桐航である。
他の著名人では、ホメオパシーを紹介する著書のある伴梨香がいるが、この著書はハーネマンアカデミーに近い立場の内容であった。

日本ホメオパシー医学会

http://www.jps-homeopathy.com/
代表:帯津良一
医療関係者向けの団体。
ただし日本学術会議には加盟しておらず、アカデミックな団体とは見なされていない。
紛らわしいが、ホメジャ系列の日本ホメオパシー医学協会とは全く別の組織で、思想も大きく異なる。

英国の医師系の団体Faculty of Homeopathy (http://www.trusthomeopathy.org/)と提携。
代表の帯津良一ホリスティック医療で有名な帯津三敬病院(http://www.obitsusankei.or.jp/)の名誉院長で、他に日本ホリスティック医学協会の代表も務めている。
統合医療の一つの手段として、経験ある医師の管理下で通常医療との共存を計りながら処方すべきとの考え方。
例えば以下の、講習会に参加した感想文が、ホメオパシーに対するスタンスをよく現していると思われる。
http://www.jps-homeopathy.com/html/history_01_01.html
「まず近代西洋医学的に考え、近代西洋医学的な治療が奏効しない例に、近代西洋医学的にアプローチして認められた新しい治療を試みよう」
クラシカル系。
著名なホメオパスとして、帯津三敬病院の板村論子、統合医療ビレッジ(http://www.im-village.com/)の中村裕恵が所属。

前に、はてなブックマークを1行批評の代わりに使う、というアイデアを聞いていたことがあったが、どういう場合にどういう形に使ったら便利かを検証してみるために、ホメオパシー関連リンクを例題にして実験を始めてみた。

日記のほうは、コメントの内容にイチャモンを付けたい場合の苦情窓口、という扱いかなぁ??
とりあえずしばらくは、本来の日記ではなくwiki的な使い方をしてみる。

はてブはこちらのほうでやっています:http://b.hatena.ne.jp/mohohoman/